スペシャルコンサート1

Special ConcertⅠ

挾間美帆デビュー10周年「軌道を超えて」

挾間美帆は、2012年のメジャー・デビュー以来、ジャズ作曲家としてニューヨークを拠点にワールドワイドな活動を続けています。デンマークラジオ･ビッグバンド(DRBB)の首席指揮者、オランダの名門メトロポール･オーケストラの常任客演指揮者を務めるなど、その活躍ぶりはまさに目を見張るばかり。2021年にDRBBとのオリジナル･アルバム「イマジナリー･ヴィジョンズ」を発表、昨年11月にはDRBBを率いて日本ツアーを大成功させました。
その挾間美帆の活動の基本となるのが、フレンチホルンやストリングスを含む13人編成のジャズ室内楽団“m_unit”です。通常のビッグバンドとは一味違う、華やかでニュアンスに富んだサウンドが大きな魅力です。
2023年は挾間のデビュー10周年となるアニバーサリー･イヤーです。m_unitによる記念アルバム「ビヨンド･オービット」を9月に全世界リリースし、そのアルバムを携えて日本ツアーを行い、金沢JAZZ STREET2023に登場します。
挾間美帆の最新の音楽をライブで間近に楽しんでいただける貴重な機会として、大きな話題を呼ぶこと必至です。

出演　挾間美帆m_unit

挾間美帆m_unitメンバー：
挾間美帆(cond)、土井徳浩(as）、庵原良司(ts）、竹村直哉(bs)、真砂陽地(tp)、林育宏(hrn)、マレー飛鳥(vn)、沖増菜摘(vn)、吉田篤貴(va)、島津由美(vc)、香取良彦(vib)、佐藤浩一(pf)、須川崇志(b)、伊吹文裕(ds)　計14名

＜挾間美帆プロフィール＞
挾間美帆 Miho Hazama 作・編曲、指揮
国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。これまでに山下洋輔、坂本龍一、鷺巣詩郎、NHK交響楽団など多岐にわたり作編曲作品を提供する。
2012年にジャズ作曲家としてメジャー・デビュー。2016年米ダウンビート誌「未来を担う25人のジャズアーティスト」、2019年ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出。自身のジャズ室内楽団”m_unit” 3作目のアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』は、2019年米ニューヨーク・タイムズ「ジャズ・アルバム・ベストテン」に選ばれ、2020年米グラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンブル部門ノミネート。2021年9月、デンマークラジオ・ビッグバンドとの共演アルバム『イマジナリー・ヴィジョンズ』リリース。2022年、同ビッグバンドと日本ツアー。2023年4月からNHK-FM「挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ」スタート。
2014年、出光音楽賞受賞。2017年からシエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンス、2019年からデンマークラジオ・ビッグバンド首席指揮者、2020年にはオランダのメトロポール・オーケストラ常任客演指揮者に就任。

＜コンサートに向けて本人からのメッセージ＞
自身のジャズ室内楽団・m_unitとデビューアルバム「Journey to Journey」を発表してから、ジャズ作曲家・編曲家・ディレクター(指揮者)として活動し今年でデビュー10周年を迎えることができました！節目の年を彩るべく、m_unitと５年ぶりのオリジナルアルバム「Beyond Orbits」を制作しました。今回のツアーでは、この新作アルバムの曲を中心に、アルバムタイトル「軌道を超えて」のとおり、私のこれまでと未来を同時にお楽しみいただけるプログラムをお届けします。どうかご期待ください！

挾間美帆