<会田桃子プロフィール>
横浜市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。
在学中よりアストル・ピアソラやアルゼンチンタンゴに興味を持ち、バンドネオン奏者小松亮太氏のタンゴバンド「小松亮太&ザ・タンギスツ」でタンゴの演奏を始める。卒業後は小松氏のバンドで数年間ソロバイオリン奏者を務め、国内外のコンサートで活躍。その後度々本場ブエノスアイレスを訪れ、現地のミュージシャンたちとのライブ
や、ブエノスアイレス市立タンゴオーケストラ学校への短期入学などで研鑽を積んだ。
現在、アルゼンチンタンゴプレーヤーとしての活動を軸に、ジャズ、ポップス、シャンソン、ラテンなど、様々な音楽シーンでソロバイオリニストとして活躍しており、即興演奏にも定評がある。
また、自身主催の舞台では、ヴォーカルは会田が務め、歌手としても活動中。
作編曲家としても活動しており、アーティストへの楽曲提供などもしている。
自身のタンゴバンド、クアトロシエントスCuatrocientos で、2005年1月「四月のうた」、2007年「TANGO」~yong song plays Piazzolla~を韓国で2009年「El sabor de cuatrocientos 」をリリース。自身の別ユニット、 オルケスタアウロラでは 3枚のアルバムをリリース
2014年4/25 に、ソロアルバムをリリース。同年11月にはアルバムのプロモーションとして、南米ツアーを行い、サンチャゴ、サンペドロデアタカマ、ブエノスアイレスの三都市でのコンサートでは大成功をおさめた。
同年7月、韓国ソウルアートセンターの2000人規模の大ホールをクアトロシエントス単独公演にてソールドアウトの満席にし、大好評を得、この年から毎年恒例でこの大ホールのコンサートが現在まで続けられている(コロナ禍により本年は休演)
2017年首相官邸にて催されたアルゼンチン大統領来日歓迎晩餐会に、安倍晋三元内閣総理大臣より、日亜文化交流に貢献した功績を認められ招待された。
2020年 8月女優渡辺えり主催「女々しき力プロジェクト序章」3作品の劇中音楽、劇中歌の作曲及び演奏を担当し、渡辺えり、木野花、尾上松也、篠井英一らと共演。ミュージシャンキャストの役割も果たした
これまでにはいだしょうこ、杉本彩 のライブ及びショーで、バンドリーダー兼編曲者としてサポートを、これまでに、渡辺えり、坂東玉三郎、姿月あさと、真琴つばさ、涼風真世、山本リンダ、竹下景子、川井郁子、などのサポートでソロバイオリンを務めている。
<藤本一馬プロフィール>
ギタリスト、コンポーザー。
1998年ヴォーカルのナガシマトモコとのデュオ、orange pekoeを結成。2002年1st作«Organic Plastic Music»で幅広い支持を獲得。その後も国内はもとよりアジア各国や北米でも活動を展開。
2011年ソロ名義での1stアルバム«SUN DANCE»(BounDEE by SSNW)をリリースし、雄大な自然からの着想、自己の内面を投影した叙情的なオリジナル楽曲もとに、アコースティックな響きと空間的余韻を内包したインストゥメンタル音楽を展開。ジャズやクラッシク音楽だけでなくワールドミュージックリスナーなど幅広い支持を得る。
その後もカルロス・アギーレ(pf)やアンドレ・メマーリ(pf)、シルビア・イリオンド(vo)等をフィーチャーしたソロ名義作«Dialogues»(NRT)、«My Native Land»(KING RECORDS)、«FLOW»(SPIRAL RECORDS)、また伊藤志宏(pf)とのデュオ作»Wavenir»(hummock label)を発表。
2019年、予てから活動を展開していた林正樹(pf)、西嶋徹(cb)とのFLOWトリオに福盛進也(dr)が参加し、藤本一馬カルテットを始動。フォークロリックな感性と室内楽の持つ静謐さ湛えたコンテンポラリー・ジャズへ昇華。
その他、これまで様々なプロジェクトへの参加、また国内および海外まで多数のアーティストと共演。
旋律的でリリカルなギター演奏のアプローチ、ときに野生的なダイナミズムまで、その音楽性は高い評価を獲得している。
Kazuma Fujimoto is a Japanese guitarist, composer, band leader and producer.
<岡部洋一/per>
1962年東京都出身。
高校時代からパーカッションの演奏を始める。
早稲田大学在学中にラテン音楽やロックのサークルに出入りし、プロとしての活動を開始。歌謡曲のバックや、ブラジル音楽、ジャズなど幅広く演奏する。
現在はトランスロックバンド「ROVO」や、プログレッシブジャズロックバンド「ボンデージフルーツ」、16人編成のブラスロックバンド「THE THRILL」のメンバー。
2001年、ソロアルバム「SATIATION」をまぼろしの世界からリリース。2006年には、ソロライブアルバム「感覚の地平線」をリリース。
洗足音楽大学ジャズコース非常勤講師。
2017年撮り下ろしのセッションを自己分析したDVD「岡部 洋一 パーカッションズ・セルフアナライシス [DVD]」発売開始
<吉野弘志/b>
高校時代よりベーシストを志す。1975年に東京芸術大学器楽科に入学、在学中より明田川荘之(piano)トリオのメンバーとしてジャズ・クラブに出演するよう になる。 1980年、坂田明(sax)トリオに参加、翌年には同グループでヨーロッパ・ツアーをおこなう。以後、加古隆(piano)トリオ、富樫雅彦(percussion)トリオ、板橋文夫(piano)トリオ、塩谷哲(piano)トリオ、 山下洋輔(piano)パンジャ・オーケストラなど数多くのグループに参加する。
ジャズ・フィールドのみならず、現代音楽の分野での活動も活発で、高橋悠治(piano、composer)、三宅榛名(piano、composer)、吉原すみれ(percussion)等ともしばしば共演、1985年には、故・武満徹プロデュースの” MUSIC TODAY “に出演、さらには1989年、1993年、1995年と三度にわたって「八ヶ岳高原音楽祭」に参加、2006年の東京オペラシティでの武満徹トリビュート・コンサート”SOUL TAKEMITSU”にも出演した。
1991年よりは、日本の先住民族であるアイヌのアトゥイ氏率いるアイヌ詞曲舞踊団『モシリ』の一員として、コンサートやCD作品に出演する。また、海外での公演も活発で『坂田明・微塵子空艇楽団』の中央アジア・ツアー(1994年)、『Asian Fantasy Orchestra』の東南アジア公演(1995年)、『金子飛鳥ユニット』のパリ公演(2000年、2001年、2002年)、『一噌幸弘グループ』のパリ公演(2002年)、『塩谷哲トリオ』のパリ公演(2003年)、中東・ギリシャ公演(2004年)、『金子飛鳥ユニット』の北アフリカ公演(2005年)などに参加する。