平賀マリカwith小西佑果トリオ

平賀マリカ（vo)
艶のある声、華やかにスイングするボーカルスタイルで国内のジャズボーカル界を牽引する実力派ボーカリストの一人である。レパートリーは、ジャズ、ボサノバ、ラテン、ポップス、映画音楽、日本語の美しい歌曲まで、幅広い。
東京都出身、ジャズボーカルをマーサ三宅に、ボイストレーニングを伊藤君子に師事。

香港で開催された「アジア音楽祭」に日本代表として出場し、準グランプリ(金賞)を受賞後OLからプロに転向。ニューヨークでのボイストレーニング、セッション等で研鑽を積み、2001年、アルバムデビュー。

故世良譲トリオのゲストとして活躍後、ニューヨーク録音による、フィル・ウッズ、マイケル・フランクス、マルコス・バリ、デューク・エリントンオーケストラ等、著名なアーティストとの共演盤を続々とリリースし、ジャズディスク大賞を3年連続で受賞、という偉業を成し遂げ、ジャズボーカル大賞も受賞。

テレビ東京の「美の巨人達」のエンディングテーマにアルバムからの曲が起用された。海外では台湾の台北、ロシアのサンクトペテルブルクでのコンサートも成功を収め、また、新国立劇場で東京フィルハーモニー交響楽団とバレエ音楽での共演、Jポップ界のシンガーソングライターの大澤誉志幸との共演、CM録音など、ジャズ界以外でも活躍。
2017年リリースの「Vintage」、2020年リリースの「Jóia」は、共に通販サイトのAmazonで、売れ筋ランキング１位を獲得した。
現在は後進の指導の傍ら、東京を中心に全国で活躍中。

【平賀マリカ オフィシャルサイト】
http://maricahiraga.jp/

小西 佑果（B）
1998年生まれ。石川県金沢市出身。
10歳の時に金沢ジュニアジャズオーケストラJAZZ-21に入団し、エレキベースを始める。 14歳の時にウッドベースに転向。高校卒業まで8年間在籍し、アメリカ、ベルギーへの二度の海外遠征に参加。現地のジャズバンドとの交流やジャズフェスティバルでの演奏経験を持つ。
16歳の時にベルギー王立音楽院主催のサマージャズキャンプに参加し、インプロビゼーションとアンサンブルについて学ぶ 。
2017年、国立音楽大学演奏創作学科ジャズ専修に入学。
2018年、ヤマハ音楽奨学支援奨学生に選ばれる。 同年、小曽根真氏presents JFC all star big band のメンバーとして J-WAVE 30th Anniversary Festival – Tokyo Sound Experience に出演。
2021年、同大学卒業。卒業を機にピアノトリオで活動を始める。
2022年11月に壷阪健登、高橋直希と1st single 「It Wasn’t Over / ループ」をReBorn Wood Labelからデジタルリリース。現在ピアノトリオの他には、サックスの塙正貴と完全即興を軸としたユニットで活動。サイドメンとしては、菊地成孔クインテット/トリオ、宮本美季Jazz it up、金子彰宏トリオなどに参加。
これまで坂井紅介、金子健、井上陽介氏に師事。